帯匠 誉田屋源兵衛: -国宝を織る-

誉田屋源兵衛から届いた今年の年賀状は"never give up"と書かれた"破れ扇"の帯。
京都室町で283年続いた帯匠 10代目山口源兵衛は、傷つきボロボロのこの扇のように 京都の糸辺の文化を守り、侍のごとく戦ってこられました。
彼が認め 信頼を積み重ねてきた西陣の職人達と共に、国宝の屏風や巻物の絵を見事な帯に織り上げました。
尾形光琳の「紅白梅図屏風」や「孔雀立葵図屏風」、「鳥獣人物戯画」、宋の時代の水墨画など、最高の材料と現在の技術の粋を集め、美術品とも言える帯が並びました。
世界や時代がどのように変わろうとも、美しいモノは人の目に 心に訴えて、長く次の世に残ります。
そんな誉田屋の帯に触れていただきたいです。