Fujio Kawagishi

  • 当展示はアポイント制です。

  電話かメールにて事前予約をお願いいたします。
  03-5159-0599 / tokyo@ippodogallery.com
 (開廊時間:11時〜18時 休廊日:月曜日)


 

画業に入って30年。
その間、時が止まっているかのように変らぬ日々の中で描き続けられたことの幸運。
それは、出会った人達が無言で諸諸を引き受け、私自身を「放っておいてくれた」 ことによるものであろう……
知りたいと思えば情報はいくらでも手に入る現在にあって、平凡な日常の中で 淡々と描き続けられることに感謝である。

川岸 富士男

 


 

1989年、文化出版局「季刊 銀花 78号」で川岸富士男「ひとり工房 翠花さんの本」という特集で初めて彼の絵の存在を知った。
銀花のファンであった川岸はその頃サラリーマンで、1年に1冊、絵も字も文章も 資料もコラムも 全て銀花そっくりな和綴じ本「翠花」を10冊作っていた。
水彩絵の具で丁寧に描かれた絵は 銀花のスピリットを有し 日本の風情そのもの…。
彼にめぐり逢って33年。彼は何も変わらない。
彼の線の美しさも構図も色も変わらない。
画家として生きて30年、一穂堂が生きて27年、共に歩んできた お祝いの展覧会となる。

一穂堂 青野 惠子