概要

京都に生まれた鞆岡は、小さい頃から竹籠職人の父と竹薮に通った。 小さい頃から絵が大好きで「絵なのか写真なのか分からない二次元の写実的絵画世界」に惹かれた。ラファエロやダヴィンチを模写し、京都では日本画、水墨画、仏像を沢山観た。
高校生のとき花屋で働き、大学時代に庭師とともに造園の仕事を寺々の庭の植木をした。写実的絵画と植物。この2つの世界を愛してきた鞆岡が、大学のときデザイン科で写真に出会った。
現在東京で自ら花を育てながら「絵のような写真」を撮る。その写真は、デジタルカメラで描かれた現代の日本画であり、今日の琳派(RIMPA)である。


*各作品 額装/軸装ともに承ります。
 エディションナンバーはお問い合わせください。

略歴

1971年 京都府長岡京市出身

1994年 京都精華大学美術学部卒業

1994年- コマーシャルフォトスタジオにて山下順に師事

1996年 清里フォトミュージアム ヤングポートフォリオ受賞

1998年 写真の古典技法を学ぶため小西裕典に師事

2005年 デザイン事務所 株式会社ロクナナ(東京)に参加

2011年- 銀座一穂堂で個展(銀座/東京)以降2012 - 2016, 2019年 開催

2012年 Ippodo New Yorkで個展(ニューヨーク/USA)

2013年 パシフィックアジア美術館で個展(カリフォルニア/USA)

2016年- 銀座一穂堂で「翔ぶ鳥展」(銀座/東京)以降毎年出品

2019年 JR長岡京駅の壁面に作品を設置

2020年 雑誌「なごみ」(淡交社)巻頭ページに12ヶ月連載

 

所蔵:

・サンディエゴ写真美術館(サンディエゴ/USA)

・イエール大学アートギャラリー(ニューヘイブン/USA)

・パシフィックアジア美術館(カリフォルニア/USA)

作品
展覧会情報
映像