Noriyuki Furutani
Past exhibition
Overview
- 当展示はアポイント制です。
電話かメールにて事前予約をお願いいたします。
03-5159-0599 / tokyo@ippodogallery.com
(開廊時間:11時〜18時 休廊日:月曜日)
作家在廊日:4月15日(金)、16日(土)、17日(日)
天目は焼成条件によって釉薬が無限に変化します。
薪窯で焼成する事は大きなリスクもありますが、自分の焼成コントロールと自然の力が伴った存在感を生みます。
そして稀に自分の想像を超える茶盌が現われます。
古谷宣幸
漆黒の釉上に浮かび上がる七色の斑紋。
古谷宣幸は18歳の頃、大阪の東洋陶磁美術館で国宝・油滴天目に出逢った。
その佇まいと品格に惹かれ 学生時代から天目釉に取り組む。
天目茶盌は茶陶の中でも難しく 挑んだ多くの陶芸家達は道半ばで諦めたと聞く。
その上、古谷は薪窯で焼き その難しさを喜び 楽しんでいるように思う。
かくして 古谷宣幸の天目茶盌は堂々と品格がある。
現代の茶の湯ではあまり出番のない天目茶盌。
彼の情熱と勇気に拍手を送っている。
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