Yoshio Nishihata: -15年かけて小鼓が出来た-

Overview
  • 当展示はアポイント制です。

  電話かメールにて事前予約をお願いいたします。
  03-5159-0599 / tokyo@ippodogallery.com
 (開廊時間:11時〜18時 休廊日:月曜日)

作家在廊日:6月18日(土)、19日(日)

 


 

 

能登の海沿い 輪島で生まれた西端良雄のろくろの技術は秀逸。

小鼓の胴は 現代に作る人がいない事を知り、嘆いた私は 西端に話した。

彼は目を輝かせ 研究に研究を重ねながら 桜の材で鼓の胴を作り続けた。

その間、大倉源次郎氏、田中傳左衛門氏に教えを乞い 何度も打って試してもらって やっと 良い音の出る胴が出来た。15年かかった。

真面目な彼の職人気質と努力の跡に どれほどの桜の材木が木屑になった事だろう。

その小鼓の胴に 世界地図とImagine の歌詞を 漆職人に蒔絵で描いてもらった。

令和にできた小鼓の胴、メッセージと共に ご覧いただきたい。

また 椀や 香り玉など 西端良雄の仕事は美しい。

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