松本破風・大木淑恵 竹籠二人展

Overview

2017年、ニューヨーク メトロポリタン美術館で開催された「竹工芸名品展― ニューヨークのアビー・コレクション」は45万人の来場者を集め、世界中に大きな反響を呼び 話題になりました。この展覧会が 今年日本で「竹工芸名品展 ニューヨーク アビーコレクション メトロポリタン美術館 所蔵」として、大分県立美術館、東京国立近代美術館工芸館、大阪東洋陶磁美術館を巡回します。この9月12日から「東京竹芸術祭2019」が関東圏に22箇所で開催されることとなり、一穂堂は銀座と御殿山で参加することになりました。
松本破風氏は、2017年Ippodo New Yorkにてメトロポリタン美術館でのバンブー展と同時期に個展を催し、大変な人気を博しました。その折、LOEWEのトップデザイナー・ジョナサン氏が松本氏の匠の技を評価し協力を要請、竹で編む籠を皮で編み、この4月、ミラノサローネ・LOEWEミラノ店にて話題になりました。
一方、大木淑恵氏は小玕齋最後の弟子として大切に指導を受け、持ち前のセンスと技が珍しく美しく、海外にファンを多く持っています。

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