瀬本容子 テンペラ画展

概要

ざくろ坂ギャラリー一穂堂をオープンして23年。瀬本容子展を毎年催してきた。
若き日、パリで印象派よりもイコンやテンペラ画に魅せられた瀬本容子は聖性に満ち至福感のある不思議な絵を描く。材料となるラピスラズリをはじめ、今もヨーロッパから取り寄せ本金の額を自ら作るなど、オリジナリティーのある絵画である。
今回は"奏でる"というテーマで、メロディーが聴こえてくるようです。88歳になる瀬本容子先生。一穂堂では最後になるかもしれません。

展示風景