辻村塊 百碗展

概要

辻村塊展を催して16年になる。その頃はまだ少年の面影が残っていた。
その彼は奈良・桜井の山里で、静かにそしてエネルギッシュにろくろを回し、焼き続けた。
山や谷には大壷、中壷、茶碗、食器などたくさん並んでいる。
父君・辻村史朗の水間の山のような陶塚になって来た。
そのたくさんの中からドキッとするような茶碗を選んできた。
破れ壷や大壷など、他にもいっぱい選んでしまった。

青野惠子

展示風景